オンライン販売のためのECサイト Shopifyについて
Shopifyとは
世界175カ国、170万店舗以上で使われている世界最大のECサイト制作プラットフォーム(2021年)であり、国内で知名度が急上昇しており、数百万のショップが利用している実績があります。
Shopifyの最大のメリットは、ECサイト構築にかかるコストを抑えることが出来ることです。
また初期費用が一切かからず、決済手数料が業界最低水準になっているのも大きなポイントとなっています。他にも特徴があるので、ご紹介します。
Shopifyの6つの特徴・メリット
①クラウド型のECサービス
Shopifyは、本格的なネットショップを開設・運用できるクラウド型のECサービスとなっています。
SaaS型のサービスなので、Web上で常に、データが最新の状態になるように自動で更新されています。
簡単にいうと、自動で最新のデータに更新してくれるので、アップデートする手間や時間を削減してくれる優れものなサービス、ということです。
②SNSと連携できる
Shopifyでは、4つのSNSと連携することが簡単にできます。
SNS上で宣伝できるのはもちろん、お客様の購買意欲を高めるアプローチもできるようになり、集客機会を逃すことなく新規顧客やリピーターの増加の機会を作ることができるようになります。
③カスタマイズがしやすい
Shopifyでは、Shopify専用のアプリ(=拡張機能、プラグイン)が3,000以上もあります。アプリの例としては、
- マーケティング
- SNS連携
- 配送手配
- 検索対策
- 送付状印刷
などの様々な機能を追加することが可能なので、お客様のご要望にも対応しやすいようになっています。
④販売できる媒体が多数ある
Shopifyは、自分のECサイト・実店舗・Instagramショッピング・Facebook Shop・楽天、AmazonといったECモール等のプラットフォームでも、Shopifyの商品が販売できます。
販売している場所がたくさんあっても、データを同期することができるので、購入時にはShopifyの管理画面で一括管理できます。
Shopifyのレポート機能には、一つ一つの媒体のデータ分析できるため、商品がどこのプラットフォームから注文があったか、簡単に確認することが可能です。
⑤業務効率化や最適化ができる
Shopifyは、Shopify専用のアプリ以外にも外部のシステムとも連携が可能です。
またAPI連携により、商品の情報を連携したり、商品の入荷情報の反映や発送業務を自動で行うことなども可能となり、オンライン販売で必須の作業を大幅に効率化できるようになります。
さらに、売上を上げるために必要な数字もグラフ表示で確認できるので、改善点を洗い出しやすいです。
【例】・売上・セッション数・CVR
・デバイスや国別のアクセス状況・キャンペーンの効果などの数字
⑥海外にも販売できる
Shopifyは海外の配送サービスや、50の言語と130ヶ国以上の通貨に対応しているので、日本だけではなく世界中を販売商圏にできます。
また世界で有名なオンライン決済サービスのPayPalをサイト構築直後すぐ利用可能となるほか、世界各国で使用されている100種類以上の決済方法にも対応しています。
海外配送はハードルが高いと感じてしまう方が多くいらっしゃるかもしれませんが、Shopifyでは、海外配送をサポートも手厚く、手間のかかる配送料の計算や、配送ラベルの作成・印刷などを簡略化することもできるようになっています。
Shopifyをお勧めできない方
参入しやすく、初心者に優しいECサイトのShopifyですが、お勧めできない方もいらっしゃいます。
- 全て日本語対応じゃないと嫌な方
- 月額のコストを払いたくない方
- 細かいデザインにこだわりたい方
- 今すでに使用しているECサイト等を活用してほしい方
Shopifyは、ほとんどが日本語にて対応していますが、カナダの会社が作るシステムなため、英語での記載しかない場合もあります。また、初期費用がかからない代わりに月額制なこともあり、買い切りには対応していません。
カスタマイズしやすいようテンプレートが豊富な一方で、細かいデザインまでこだわりたい方には不向きになります。
また、Shopifyは独自プラットフォームで使いやすさや管理のしやすさがメリットなのですが、他のECサイトやホームページとの連携が難しいことが多いので、既存のサイトをカスタマイズしたい方にもお勧めできませんのでご注意ください。